しかし人外が占い師や霊能者にそうするように共有騙りを行い、いずれがホンモノの共有者であるか
わからなくするような作戦を取るためには致命的に大きなリスクを負います
占い師や霊能者に関してはホンモノは1人しかいないため、偽の能力者として1人だけ差し出せば良いのに対して
共有者を騙るためには2人一組でなければならず、3名しかいない人狼のうち2名を差し出した上で
得られるものはさして多くありません
占い師が早期に噛まれてしまうようなとき、こういった状況には多々出くわすと思います
このような状況では共有者の特性、絶対に村人チーム側に所属する人物であること、を存分に有効利用することが出来ます
共有者はグレー4人のうちいずれか1人、人狼であろうと思われる人物を指定し、村人は必ずそこに投票するように訴えます
必ずしもその共有者の判断が、正しく人狼を捉えているかどうかは保証の限りでは有りませんが
少なくとも、それぞれが思い思いの人物に投票を行った結果、人狼の票合わせによって村人が処刑されてしまう
という事態を防ぐことができる分、それなりに有効な戦術であるように考えられます
考え方の違いや意見の相違などで衝突することもあるでしょうが
最終的に村人チームを勝利に導こうとする気持ちは変わらないはずです
ときに相手の意見に耳を傾け、ときに相手の間違いを正し、村を勝利へと導きましょう